【キャンパスNOW】
二年後の広島アジア大会の正式種目となり、が然、脚光を浴びているカバディ。その会場となる広島修道大学に、今年九月、修道カバディクラブが結成された。初の公式戦となった第4回全日本カバディ選手権大会では堂々ベスト8入り、常広監督以下、選手たちは意気軒昂。今後の活躍が大いに期待されている。
【合言葉は「打倒・大正大学」】 十月十七、十八日に早稲田大学所沢キャンパスグラウンドで第四回全日本カバディ選手権大会の予選が行われた。二年後の広島アジア大会正式種目であり、今大会は日本代表派遣選考会を兼ねているというだけあって、かなりの参加団体があった。この大会が修道大学カバディクラブの初の公式戦となった。一回戦はユアサチェリーズという社会人チームとあたった。
相手選手の体格のよさと初の公式戦というプレッシャーから、最初は圧倒された。だが前半一分、岡村が相手を捕らえ初得点し、次第に本来の力を出せるようになった。逆転してからは波に乗って得点を重ね、終わってみると、55-39と大差で勝利した。二回戦の相手もC・P・Mという社会人チーム。一回戦で勢いづいていたにもかかわらず、前半は16-17と苦しい展開。主将の河合寛之が相手チームの三人に捕らえられながらも自陣のコートへ生還し逆転すると、着々と得点を重ね45-37で競り勝った。三回戦もこの調子でいけるかと思われたが、関東学院戦に作戦負けし、25-31と惜敗。それでも、初出場でベスト8入りを果たした。
「予想の百倍以上の働きをしてくれた」(常広監督) そもそも、創部のきっかけは、二年後の広島アジア大会のカバディ競技が修道大学で行われるということに由来する。日本アマチュアカバディ協会広島支部副支部長を務める常広監督が修道大学スポーツ愛好会に所属していた河合へ話を持ちかけ、部員を集めて今年九月の結成となった。現在、部員数十人。中には広島大学四年の平野もいる。
毎週火曜と土曜が練習日で、約二時間基本のステップや連けいプレー、パターン形式の練習に励んでいる。まだまだカバディの団体が少ないため。徳山大学などとの講習会では実践トレーニングを行っているが、普段はイメージトレーニングになってしまう。タッチはしたが捕らえられてはまずい攻撃側と、たっちはされたくないがどうにかして捕らえたい守備側との駆け引きがカバディの難しい点でもあり、面白い点でもある。それがハードで、生傷が絶えなくてもカバディにとりつかれる魅力だろう。
今後の目標は、来年の大会で3位内に入賞することだ。打倒大正大学マイトリー(前回優勝校)を合言葉に、冬にかけて基礎練習を重点にすると言う。また、来年の一月には徳山大学と合同合宿を行い、さらに技を磨く。その結果が試される二月の学生選手権大会でどこまで食い込めるか。
とにかく試合経験が少ないだけに本当の実力がどれほどのものかはわからないが、これからの飛躍が期待できそうである。 |